フォルクスワーゲンはドイツ車。ドイツといえば「質実剛健」。
物を作るうえでのコンセプトや作業手順などをどんどん変化させていくのではなく、あくまでも古い建造物や伝統技法などを守り続ける。そんな思想がフォルクスワーゲンの車にも反映されているんですね。
華美でなく丈夫で長持ち。そして何よりも時代を経ても外観フォルムのデザインが変らない。コンセプトのしっかりとした車ですよね。
だからいつの時代もフォルクスワーゲンだと認識することができるんでしょうね。
かつてアメリカで「シンプルライフ」を合言葉にしていた若者たちにフォルクスワーゲンが受け入れられたのも「シンプルで壊れない」「華美でなく必要十分な機能を備えている」、そんな所からなんでしょうね。
また「経年変化」を楽しめることも受け入れられた理由じゃないかとも思うんだ。
錆びたり、陽に焼けて色褪せたり・・・そんな状態でも妙に恰好良い。これが絵的に最高のモチーフになって、ぼくは迷わずカメラのシャッター切ってますよ。
普通ならボロボロになっちゃって見るも無残。でもフォルクスワーゲンは違うんだよね。きっちりとドイツの思想を守り続けているからでしょうね。
今回のコラボレーションという仕事を通じて、改めて「車とはこういうものだ」という誇りと原則に満ち溢れているフォルクスワーゲンの世界を再認識し、ぼく自身の新たな創造を生み出すことができたような感じがします。
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トスカーナの共犯者
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虹と走る
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