リトグラフの特徴は、色に深みがあって、複雑な色調を出すことが出来るところかな。 表面を磨いた石灰石などの石版の上に油性クレヨンで絵を描いて、その上に水を塗るんです。すると、クレヨンの部分にだけインクが付くんで、それに紙を接して刷るんですよ。最近は石版の代わりに亜鉛やアルミ板を使うようですがね。




シルクスクリーンの特徴は色のコントラストが強く、明快な画面を作れるところかな。それに手工芸的な味が生まれるんですよ。 絹の布地に画像を切り抜いたフィルムなどを貼り付けて、インクを通す部分と通さない部分を作り、紙の上に乗せて、上からインクを刷り付けていくんです。




リトグラフやシルクスクリーンは、100色使って描いた絵を同じ100色を使って再現しようとしたり、グラデーションを同じように再現しようとすると、1から作品を作り直すのと同じくらいの時間と労力を必要とするんです。だから、印刷用に多くても40色程に色数を抑え、各色用のパターンを作り、それぞれの色を順々に刷っていくんですよ。



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